すべてのカネミ油症被害者救済へ(149 ) 5月24日

~いつまでも待つわけには行かない

先週厚労省健康・生活局食品監視安全課宛に、9回目の
「要請書」を送りました。
すでにこのHPでみなさまにご覧いただけます。
(上記緑字「要請書」をクリック願います)
回答期限を6月5日と伝えました。

長かった「通常国会」も残り1か月を切りました。
衆議院選挙のおかげで、”飛んだトバッチリ”ですが、愚痴を
言っている暇はありません。
「一の矢」を託した二人の国会議員が、何ができるのか?
を見つつ、週明けに帰京したら、「二の矢」「三の矢」に取り
組むことになります。
国会議員は衆参両議院で約700名強。まず5名、次に10名と
ひたすら声をかけてゆくことになるのでしょう。

皆さんの”正義”とは何でしょうか?カネミ油症被害者が負う
”不条理”を叩き潰さなくてはいけません。
今日は、先日厚生労働省へ送った「要請書」をご覧いただき
たいと思います。
ぜひご感想をお寄せください。
回答があり次第、10回目に取り組みます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(148)5月19日

「五島国際フォーラム」記者発表~

    5月17日(日)は、昨年12月五島市福江で開催した、
    映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」上映会で
    お会いした”隠れキリシタン”研究者宅をお訪ねしました。
    その方は、カネミ油症を報じた新聞紙面のスクラップ
    をほぼ40年分保存されています。
    ご自宅に併設された”資料館”には、キリシタンに関する
    本だけではなく、研究発表などさまざまな資料が約50
    ㎡の空間を占めていました。
    その前日奈留において、”潜伏キリシタン”と”隠れキリシタン”
    の違いについて、世界遺産のガイダンスの方に詳しく聞いて
    いたことが、甦ってきました。
    まだ十分に理解できていませんが、今回の旅がキッカケと
    なって、カネミ油症被害者の方々の“心情と信条”を辿るうえ
    で”意味を持って“くる”予感”がいたします。

    そして昨日午前、長崎県議会議員とお話しできました。
    2013年にカネミ倉庫が負担すべき医療費を”肩代わり”が続く
    五島市の実情を当時の県知事に問う、議事録が残されていま
    す。その議員の出身地は奈留島。長崎市議と県議を合わせて
    9期務め、来春の統一地方選挙では10期目を目指すと話して
    いました。ただし、年間で県政に対する”一般質問”はわずか
    60分間。質問項目は最大4件となると、長崎市選出の議員と
    して、”カネミ油症”について、何を質問することができるのか、
    悩ましい限りです。
    なお五島地区選出議員は自民党(議会棟の名札の数は驚く
    ほど多い)所属。
    本来私は、”全方位外交”ですから、これから議員に接触を
    試みたいと思います。

    午後は長崎市役所7階にある、記者クラブ横で記者発表を行い
    ました。所属する新聞・放送・通信社は20社。
    会場と、その後通信社の記者と合わせて5社の方々にじかに
    お話ができました。
    ◆「カネミ油症 五島フォーラム2026」開催の案内
    ◆カネミ油症被害者救済プロジェクトからの「五つの提言」
    ◆今回の取り組みに賛同いただいた方々の案内(101名)

    また、ここから始まるのだと思います。

    カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(147)5月16日


 ~長崎県五島市の真実 Ⅱ~

5月16日(土)は朝、8:05福江港から奈留島に向かいました。
奈留レンタカーの窓口の女性は顔なじみ。電気自動車の6時間
コース(4,000円)を借ります。
車で5分、「奈留離島開発総合センター」にて、カネミ油症
被害者の方と面談。ここには、図書館、ホールなどがあり、
「母と子の絆~カネミ油症の真実」上映会を2年前に行いました。
その半年前には、「カラオケひばり」の例会を取材した記憶が
あります。1時間半に渡り、有意義な情報をお聞き出来ました。
ありがたいと思います。

続いて、矢神地区の被害者宅を訪問。手巻き寿司をご馳走になり、
92歳になられたご主人と奥様の歓待を受けることができました。
かつて取材の時は、一晩泊めていただき、おいしい魚料理をご馳走
になりました。

その後、奈留高校の「瞳をとじて」(荒井由実歌)の歌碑を見に
行きました。荒井由実さんとは「遠くへ行きたい」という番組
で、1975年に神奈川県・湘南で2泊3日のロケを行い、「天気雨」
を作っていただきました。
私にとっては、3作目の演出作品、フィルムの番組でした。
そんなことはともかく、午後福江に戻り、明日は長崎へ向かい
ます。
やはり”現場”に立つと、さまざまなアイデアが浮かびます。
また皆様にお伝えします。

これから明後日18日に長崎市役所記者クラブで行う「記者発表」
の準備に取り組みます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(146)5月16日

 ~長崎県五島市の真実~

5月8日京都、大阪、小倉を経て、今朝長崎県五島市に到着した。
真っ青な空と海、もう夏の気配の福江港に降り立ちました。

島は広い、レンタカーをお借りして、五島市役所へ。
この4月から福祉保健部で「カネミ油症」の担当になった方と打合せ。
五島市のご後援をいただいた「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」
(10月10日開催)の準備、そしてカネミ油症被害者救済プロジェクトの
活動履歴の説明を行いました。まもなく上司の方も見えて、しばし
お話が弾みました。確かな”手ごたえ”を感じて、富江中学校へ向かいます。

昨年12月に行った”五島上映会”においで下さった校長先生と再会し、
「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」の題字を生徒の皆さん(全校
37名)にお願いしました。
私は高校1年から2年にかけて、書道部に所属、男子は私一人、先輩の女生徒
7人に囲まれて緊張する日々を送りました。それはさておき、6月末までに
どんな作品が届くのか?楽しみです。

そして「カネミ油症被害者 五島市の会」の幹部との打合せ。さまざまなご意見を
伺うことができ、今後の活動に生かしたいと思いました。かつては遠洋漁業の
ベースキャンプだった”玉之浦港”の海面に写る”我が身”を眺めながら、近い将来に
一つでも二つでも、達成させたいと思いました。
明日は”奈留”に向かいます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(145)5月12日

 ~賛同者が100人に迫る、いま~

昨日京都から大阪へ移動し、今日午後には河内長野市の
中学校で「二重被爆者 山口彊さん」の講話を行います。
私にとっては、孫世代の中学生に、丁寧に「被爆の実相」
を伝えたいと思います。

先週末に熟慮を重ねてきた「五つの提言」を皆さんに
ご案内したいと思います。    ↑(クリック)
「カネミ油症被害者救済プロジェクト」が何を考え、実行に
移して行こうとするのか?ご覧いただければと思います。

5月18日午後、長崎市役所記者室にて、地元メディアの
皆さんにご説明したいと考えています。
その前に15日から17日にかけて、「カネミ油症 五島国際
フォーラム2026」の準備と打合せのため、長崎県五島市
(福江、玉之浦、奈留)を訪ねます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済プロジェクト(144)5月9日

 ~「五つの提言」を熟慮する週末~

昨日から京都に入り、「仲代達矢”役者”を生きる」上映(再上映)が
京都シネマで始まりました。
2012年~2年間の取材と仲代達矢さんのインタビューを聞き、
改めて”演劇”の行方について、思いを馳せ、時を越えて”映像の持つ
チカラ”を感じました。
13日には北九州市小倉、15日には長崎県五島市へと旅が続きます。

5月18日長崎市役所記者室で行う記者発表の内容は、「カネミ油症
五島国際フォーラム2026」の開催告知ですが、カネミ油症被害者
救済プロジェクトして、今後の活動に向けた”指針”を提議しようと
考えています。題して「すべてのカネミ油症被害者救済に向けた
五つの提議」(仮題)です。
①2024年秋に上映開始した「母と子の絆~カネミ油症の真実」の
 取材で得た内容と全国での上映会の反響
②故 岩村定子さん(カネミ油症被害者、五島市奈留)から預かった
 3名のお子さんのへその緒検査(ダイオキシン類の数値の持つ意味)
 から得たことと「へその緒プロジェクト」の今に続く活動
③2024年12月から始まった厚生労働省の担当部局への8回に渡る
 「要請書」提出とその回答の実績
④カネミ油症被害者救済に向けて、必須と言えるのは、国の姿勢を
 大きく転換させるために”政治の領域”に踏み込むことの決意
⑤そして何よりも”不条理な扱いを今も受ける”被害者の方々の声

が背景と経緯(バックボーン)になっていると考えています。
好むと好まざるとにかかわらず、コロナ禍を挟んで5年間の中で、
数多くのカネミ油症被害者、医師、研究者、国と自治体職員、
国会・地方議会の議員、そして映画をご覧になった方々の思いが
後押しをしてくれていると感じています。

この先の”行方”はこれからとなりますが、新たな一歩を踏み出して
行きたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(143)5月2日

 ~”賛同者”が増えています~

連休に入ってからも、「カネミ油症 五島国際フォーラム
2026」に賛同いただくための声掛けは、続いています。
5月1日現在で、55名を数え、さらに増えています。

5月18日長崎市役所記者室で行う記者発表の際、賛同者の
お名前を公表し、さらにご返事を待ち続けたいと思います。

「ひとのチカラ」を信じ、やり続けることの”大切さ”を感じて
います。それは国会前をはじめ、全国各地で「憲法の精神を
守り、この国に生かそう」と思いを同じくする人たちと共に、
いま、東京の西、西多摩地区で起こっている「憲法を武器と
して」上映会の動きに象徴されています。

3月の文京区民センターの上映会に参加した50歳の一人の
女性が、お仲間に呼びかけ、生まれて初めて”映画上映会”を
企画し、機材(プロジェクターやスクリーン)を揃えたのです。
「北海道の基地で起こった”恵庭事件”をぜひ伝えたい」という
思いが溢れ、動き出したのです。

最初の上映会は4月29日午後、福生市民会館集会室で行われ
ました。私は上映会後にお話させていただきましたが、
ご覧になった方々が、次々と熱く発言されるのです。
福生市の3分の1は、米軍横田基地が占めているそうです。

次回は5月30日(土)羽村市生涯学習センターで行われます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(142)4月29日

東京の”サクラ”はとうに散ってしまいましたが、
私の地元苫小牧や函館は今が見どころになっています。
ようやく”春の訪れ”を感じる頃になりました。

プロジェクトの共同代表の藤原さんが「カネミ油症
五島国際フォーラム2026」の賛同者の呼びかけを
精力的に行っています。
数日間で40名近い”賛同者”が集まっています。
私も遅まきながら呼びかけを始めました。
当初は50人越えを目指しましょうと言っていましたが、
”100人越え”もあるかも知れません。

そして5月15日~17日は五島取材打合せに行き、
18日午後には長崎市役所内の市政記者会で、
「五島国際フォーラム」の記者発表を行うことが決まりました。

私は2006年から、市役所内で、「二重被爆」映画完成や
「ナガサキ映画と朗読プロジェクト」などの記者発表を
行ってきましたが、カネミ油症では”初めて”となります。
18日当日午前中には、ご後援をいただいた長崎県生活衛生課
へご挨拶に伺う予定です。
今後「カネミ油症被害者救済」に向けて、福岡県(福岡・
北九州)、長崎県(五島)を軸に”拠点”を作ってゆきたいと
思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ向けて(141)4月27日

 ~厚労省からの”最終回答”のポイント~

厚生労働省の担当課に送った8回目の「要請書」の最終回答が
4月24日に届きました。回答期限を1か月も遅延して、2回に
渡り、”回答の督促”メールを送りました。

その内容について、お伝えします。
質問は、
「カネミ倉庫の医療費未払分の中で、国が負担している費用は
いくらになりますか?最新の情報をお知らせ下さい」でした。
回答は、
「損害賠償金はカネミ倉庫が支払う義務があるが、カネミ倉庫が
支払を履行するまでが、特例的に国庫負担金の対象(支払っている
と入っていない)である。
債権管理は保険者(カネミ倉庫)で行うものなので、国は損害賠償金
(医療費の未払分)の実態を把握しておらず、具体的にお答えする
ことは困難(わからないのか、答えたくないのか)である」

というものであった。 ※(  )内は稲塚が記述。

近日中に9回目の「要請書」を厚労省に送るのだが、
国は、カネミ油症被害者(患者と認定)の医療費の7割(自己負担分を
除く)を当該自治体が”肩代わり”(長崎県五島市は約25億円越え)して
いる事実を把握していない、と言い切っている。従って、答えるのは困難と
逃げを打っているのである。
五島市の場合、長崎県を通じて、国に対応を求めていることは明らかである。
”知らぬ、存ぜぬ”ととぼけさせるわけにはいかない。

当プロジェクトとしては、支払い能力のないカネミ倉庫に代わり、国が医療費
 の負担と向き合うことを求めている。そして今も”法的根拠のない”診断(認定)
基準”により、救済されていない未認定被害者と子や孫を適切な医療が受けられる
仕組みを至急立ち上げて欲しいと思う。

そのため国会(国会議員)と地方議会(県議会、市議会議員)との連携を強固な
ものにしてゆかねばと考えています。

カネミ油症被害者救済プロジェクト    稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済のために(140)4月22日

 ~連携の妙味を見せてゆきたい~

待ち焦がれていますが、厚生労働省担当者からの”回答”はまだ届いて
いません。先方が約束した期限を守らないのは、1年半のやり取りの
中で、初めてのことです。

5月15日~17日にかけて、「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」の
開催準備と被害者救済の”聞き取り”と”掘り起こし”のため、長崎県
五島市福江・玉之浦・奈留を訪ねます。
新たなムーブメントを起こしたいと思います。
そして5月18日(月)13:30~ 長崎市政記者会で記者発表を行うこと
が決まりました。今回のフォーラムの趣旨と狙い、その内容について、
丁寧に地元メディアの皆さんにお話ししたいと考えています。

更に現在準備中の国会での”提起”と連動できるように、長崎県議と
福岡県議との面談を願っています。お二人はいずれも女性議員で、
これまで県議会で質問を重ねて来ています。
現地の議会と国会が有機的な効果を発揮することができないか?
これも新たなテーマを発掘したいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝