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すべてのカネミ油症被害者救済へ(120) (2/3)  NEW!
 ~新たな”カネミ油症被害者登録制度へ”~

いま「カネミ油症被害者救済プロジェクト」が検討し、
新たに提案しようとしているのは、これまでの国の
ルーティンを破棄することから始まります。

①毎年行われる国と九州大学油症治療研究班などで実施する
「カネミ油症健診」(夏から秋、西日本を中心に全国で開催)
②この健診の決め手は、「血中濃度50ピコグラム」(2004年制定)
 で、担当医師の報告が、「診定委員会」(福岡県と長崎県に存在)
 に掛けられる。(翌年3月頃)
③「診定委員会」で「カネミ油症被害者」と”認定”された人には、
 個人宛に連絡され、「カネミ油症被害者全国連絡会」には伝え
 られない。毎年数人、3~5人程度らしい。
④認定された方には、
 健診を受けて、国の事業に協力する名目で、年19万円、
 原因企業の「カネミ倉庫」から支援金として、年5万円、
 つまり年24万円が支払われる。
 さらにカネミ倉庫から「受療券」が送られ、この「受療券」を
 診察を受ける病院・診療クリニック(指定された)に提出すると、
 個人負担分の医療費が免除される。

これがカネミ油症被害者の”認定”された方の実態である。
認定されない方に、カネミ油症被害の症状がないわけではない。
重篤な症状を抱えた方々が数万人いると考えられている。

そこで私たちは、認定制度を破棄して、「カネミ油症被害者登録制」
を立ち上げ、国と交渉し、実現に結び付けたいと考えています。
その実施内容を固め、具体化してゆくため、今晩スタッフは長崎県
五島市に向かいました。
今後の「行動計画」については、徐々にお伝えしてゆきたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(119) (2/1)  
~新たな”指針”を掲げて前へ~

先日”新たなヒントが・・”と書いてから、今後の活動方針を考えて
ほぼ1週間が経過しました。
本日、当プロジェクトを担う共同代表の藤原さんと打合せを行い、
ほぼこの6月までの方向性を定めることができました。

これはカネミ油症事件から57年を経て、実現できなかった「すべての
カネミ油症被害者救済への道」となるはずです。

国(厚生労働省)や九州大学油症治療研究班が”不条理”に定めた”診断基準”
を破棄するところから始まり、いまだに「カネミ油症被害者」として
認められていない人々(カネミライスオイルを食べた本人、その子ども、
孫に至る”連鎖”を断ち切る、新たな「カネミ油症被害者として登録」すると
いう発想から立ち上げようと思います。

その過程では、被害者組織、被害者支援団体の皆さんにも、協力依頼をして
行くつもりですが、これまで見聞きした状況からでは、理解し、同じ隊列で
闘うことは難しいかも知れません。
私たちの活動に残された時間には限りがあります。
「母と子の絆~カネミ油症の真実」(2024)で取材した岩村定子さんの思い、
「生後4か月で亡くなった長男がカネミ油症だった」(1973)を叶えることが
できない中、岩村さんは昨年3月にお亡くなりになってしまいました。
残念で、無念ですが、被害者の方々が高齢になってゆく中で、一つでも”成果”
に近づけたいと思います。

具体的な活動を始めるにあたり、引き続き、このHPをご覧いただいている
皆様のお力をいただければと、願っております。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(118)1月28日 
~新たに、ヒントが見つかったかも・・!

先週23日「油症委対策委員会」、24日「三者協議」の
傍聴とぶら下がり会見取材を終えてから、”もやもや”感が
ありました。その後小倉に移り、次回作「幻のかくめい」
取材に取り組みながら、なお”もやもや感”が抜けません
でした。

そして昨晩ようやく”もやもや感”の実体が分かりました。
それは、「カネミ油症被害者全国連絡会」(全国で14団体)
には、カネミ油症で被害者認定されていない方(いわゆる
未認定被害者)は含まれていない、もしくは参加できない
ということが判明したのです。
これは「カネミ油症事件取材」を始めてから、うかつでは
すまない、と恥じるべきことでした。
そもそも我がプロジェクトは、”認定・未認定”というすみ分けを
認めていない、拒否してきました。

そこで、ここからは「カネミ油症被害者」として認められて
いない被害者(支援金+健診手当=年24万円を受けられず、
医療費を免除されていない)の方々の結集を図っていきたいと
思います。
そして国や九州大学が勝手に決めた”診断基準”(血中濃度50
ピコグラムなど)とは、別に独自の判断材料を基に、国(厚生
労働省)に強く訴えてゆきたいと思います。

これはこれまでの57年に渡る「カネミ油症闘争」を一度”精算”
して、新規に立ち上げる運動になるのではないかと思います。

2月から、提案を次々として参ります。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(117)(1/26)
~厚労省から”回答”届く、がまだまだ続く~

23日(金)「油症対策委員会」が福岡県博多駅にある施設内で
開催されました。その日の夜に、厚生労働省へ提出していた
7回目の「申請書」の回答が届きました。
今回も期限となる1月15日から1週間遅れで、しかもまともな
回答ではありませんでした。
今度こそはと期待していましたが、残念至極です。

①カネミ倉庫の医療費未払いに関して、被害者負担分(2~3割分)
 以外の(7~8割分)は、各自治体が負担(肩代わり)しており、
 国も一部負担していませんか?という問いに対し無答でした。
②「三者協議」欠席(2024年1月以降、4回連続)が続くカネミ倉庫
 加藤大明社長(体調不良が理由)に対し、会議への出席(オンライン
 を含む)の強い依頼と共に、会社を代表する人物の出席を求めた
 ことについても無答でした。
 カネミ油症事件の原因企業であるカネミ倉庫の実質的な代表者が
 出席していない状況は、会議の存続にかかる重大な案件と言えます。

 そのほか、「三者協議」後のぶら下がり会見における、撮影・録音
 禁止問題など、厚労省は逃げ回っているのです。

引き続き、カネミ油症被害者救済プロジェクトとして、「申請書」を
(8回目以降)送りたいと考えています。
みなさまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(116)1月25日
~ささやかな”収穫” 第24回「三者協議」~

23日「油症対策員会」に続いて、昨日24日は「三者協議」が開催
されました。朝9時、福岡県合同庁舎2 の会場に到着。
9時30分冒頭撮影。
参加は国(厚生労働省・農林水産省)、カネミ倉庫(原因企業)、
カネミ油症被害者全国連絡会でした。
私達報道スタッフは、指示された通り、会場の様子を伝えるモニター
を傍聴しました。

議論の進展はありません。
12:30 終了。
廊下で待ち受け、カネミ倉庫の三浦さんにカメラを向けました。
Q[今日も加藤大明社長は欠席しましたが、体調はいかがですか?」
A「日によって、いい時もあればきつい時があります。しばらく回復まで
 に時間がかかりますね」
Q「三浦さんのことは、カネミ被害者の方々から伺っています。
  昨年11月に長崎県五島市長が、加藤社長を訪ね、未払の医療保険料に
  ついてお話したそうでしょうね」
A:「その件は私は分かりませんが、いずれ明白にせざるを得ないと思います
  けど、近いことはないと思います」

  三者協議の次回開催は、6月20日(土)の予定です。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(115)1月24日
~第29回「油症対策委員会」(福岡)に参加して~

昨日は法に基づいて年2回開かれる「油症対策委員会」(主催:九州大学
油症治療研究班)が行われました。
私は2022年頃から参加していますが、本日開催される「三者会議」と共に、
実に”特異な取材”となります。
報道関係者(新聞社、通信社、放送局など)は、各社1名のみ、会議の傍聴のみ
で撮影・録音禁止、質問などの発言禁止という、強引に”黙して語れない”状況
です。ストレスが溜まる時間となります。

そして昨日の内容は、”全く内容のない噴飯もの”でした。
2021年から開始した「カネミ油症被害者の”次世代調査”の報告」が軸になっていますが、
具体的な症状の説明はおざなりで、あえて「先天性異常は見受けられない」という
極端な指摘がありました。
また現在国(厚生労働省)が示す「診断基準」となり、”ダイオキシン類の血中濃度50
ピコグラム”へのこだわりを残しています。

カネミ倉庫製の毒の油を食した親から生まれた子や孫の重篤な症状にまともに
向き合うことはありません。
会議後の”ぶら下がり会見”には、九州大学油症治療研究班長の中原剛士さん(皮膚科教授)
が立ちました。地元新聞記者、放送局ディレクターの質問の最後に私が聞きました。
「今回(2021年から)も次世代調査の健康調査の結果報告は、従来通りでした。
今後に何を託そうとしますか?」と。
中原班長からは具体的な”構想”を聞くことはできませんでした。
国との関係において”がんじがらめ”となっている、中原班長の”苦悩の深さ”が見受けられ、
何とか”この目の前の男”を救う道はあるのだろうか?と思いました。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

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■映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」(問合せ先:090-3433-6644 稲塚)
上映会の予定予定・実績一覧リスト随時更新しています)  
  ①文京区民センター3C会議室
   3/29(日)14:00~

予告編  ★スクリーンショット  プレリリース  ★映画のダイジェスト版(35分)の活用のお願い!

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