~「人間の條件」を読み込む~
昨日ようやく「人間の條件」上(岩波書店版)を読み終えて、
中 に取り掛かりはじめました。
ご自身の戦争体験を基に作家 五味川純平さんが書き上げた
大作であり、私は映画「人間の條件」(全6部・小林正樹監督
作品)DVDを観ることから始まりました。
戦時下の満州(現 中国東北地方)で、日本人として真摯に
戦争と向き合った梶と美千子夫妻、そして虐げられて命を失う
現地の人々の実相が、これでもかとリアルに描かれています。
昨年6月に「苫東映画祭2026」(北海道苫小牧市)で9時間30分
の映画を朝9時から夜8時30分まで上映した時には、およそ60人
が鑑賞しました。
「これまで、映画の一部をBS放送で見ていたのだが、自分が
死ぬ前に全部を観ておきたかった。今日はそれができて、
良かった」と語る80代半ばの男性の声が印象的でした。
私が生まれ育った苫小牧東部に広がる”勇払原野”は、満州に
なぞらえる”広漠とした風景”があり、「曠野のアリア」(1980
テレビマンユニオン・TBS)では、主人公東海林太郎が勤務
する満鉄(南満州鉄道)調査部時代の場面を撮影しました。
千歳空港(現在新千歳空港)から車で20分足らずですので、
滝田栄さん(東海林太郎役)は日帰りで撮影に参加しました。
日高の牧場から借り受けた馬に乗り、仮設セットで夕陽を
バックに、歌う場面が収録されたのです。
ドラマの製作担当だった、私にとって思い出深い作品となり
ました。
そして「人間の條件」と仲代達矢さんとに話は繋がりに
広がることになるのですが、それは次回にお伝えします。
今日9月26日には「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」の
チラシ6000近くが、五島市内に配布されます。
長崎新聞に折り込まれるのです。
いよいよ2週間前になりました。
カネミ油症被害者救済プロジェクト 稲塚秀孝