すべてのカネミ油症被害者救済へ(270)11月1日

~年内の行動計画を練っている~

昨日「第10回高砂集会」が開かれました。
私は無名塾取材のため、オンラインでも視聴できません
でしたが、参加された方々はどのような感想をお持ち
なのでしょうか?
カネミ油症の原因企業はカネミ倉庫(福岡県北九州市)
ですが、そもそもカネミ倉庫に原因物質のPCBを販売
したのは”カネカ”です。そこで昨晩届いた映像資料では、
高砂集会の実行委員会の方々が、カネカの高砂事業所
(兵庫県高砂市)の受付で、”嘆願書”を読み上げ、同書を
係員に渡そうとして、断られるという場面がありました。
毎年「高砂集会」実行委員会では、同じように行われて
いるようでした。
あくまで”継続すること”は大事だと思います。

ただ”カネカ”の責任を追及し、カネミ油症被害者救済の
”列”に加えさせるには、もっと違う方法論が必要では
ないかと感じました。

昨日は引き続き、能登演劇堂(石川県七尾市)で、
無名塾公演「わが町」を取材いたしました。
13時からと17時から、公演初日は2回公演、各2時間です。

米国の小さな町に住む、2つの家族と周りの人々の何気ない
日常を描いています。そして第3幕では、死後の世界と現在
を繋ぐ、”幻想的なシーン”が繰り広げられます。
そこでは、生きること、死ぬこととは?をエモーショナルに
観客に問うのです。

無名塾の主宰者仲代達矢さんは、かつて”塾生第三次試験”の
時に、こう話しました。
「人間は所詮、産まれて、生きて、そして死ぬのだから、
自分が生きるということに、真摯に向き合って欲しい」と。

上演後に、ご覧になった方々に感想をお聞きしました。
「仲代さんの思いが、今日の公演に乗り移っているよう
だった」「これが”無名塾”だ、と思った」
そして、後半の”葬列”の場面では、能登演劇堂の大扉が開き、
傘を差した人々が舞台にやって来るのですが、まじかになる
と急に”カミナリ”が鳴り響き、雨が降るということが、あり
ました。それは偶然のことですが、私は、
「ああ、仲代さんが塾員を“叱咤激励”に来ているに違いない」
と感じました。

さて11月から12月にかけて、行動計画を練ってゆきます。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

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