すべてのカネミ油症被害者救済へ(231)9月20日


 ~ドキュメンタリーは”告発”ということ~

昨日から5日連続上映会を文京区民センターで始めました。

「憲法を武器として~恵庭事件 知られざる50年目の真実」
に来場されたのは3名。上映後に小一時間のアフタートーク
を行うのが楽しみです。
恵庭事件は1962年(昭和37年)12月、北海道恵庭町(当時)
野崎牧場の兄弟(20代)が、自衛隊の演習による爆音被害
に抗議し、通信線を切断した事件です。
国は”自衛隊法121条”(防衛の用に供するもの)違反で告訴し、
1967年(昭和42年)3月、被告だった野崎健美(たけよし)
さん、美晴(よしはる)さんは、札幌裁判所(一審)で
無罪の判決となりますが、法廷で争われた”自衛隊は合憲か
違憲か”の判断は出ず、
北海道新聞は”肩すかし判決”と見出しを打ちました。

高校1年の終わりだった私は、この”肩すかし判決”に激しく
反応することになり、後に映像製作を志す”原点”となりました。
半年後の夏に野崎牧場を訪ね、美味しい牛乳をいただきながら、
秋には”叫び”という戯曲を書き、クラスメートと共に舞台に
立つことになったのです。

「なぜ今の政治家や官僚は、高市政権に唯々諾々と追随
するのか?」60代男性が呟きました。
70代女性は「主人と一緒に観に来たかったけれど、体調が
優れず、一人で観に来ました。帰ってから”恵庭事件”に
ついて話します」と。

この日「憲法を武器として」文京上映会は81回目となり
ました。製作は2017年ですから、来年は10年目。
しかし映画を通して伝える内容は、”いまの日本”の現状を
色濃く反映しています。

映像(映画、テレビ番組、ユーチューブ等)の役割は
さまざまですが、
「ドキュメンタリーは告発だ!」というのが創り手と
しての私の信念です。
その底流にあるのは、”伝える””知ってほしい”
という思いの“深さ”だと思っています。

今日は「フクシマ2011~被曝に晒された人々の記録」(2012)
を上映いたします。
「東日本大震災」そして「東京電力福島第一原子力発電所
事故」から、15年が経ちました。
無名塾九州公演の合間に博多のスタジオで録音に応じて
下さった故 仲代達矢さんの”語り”に感謝です。

本日9月20日14:00から、文京区民センター3C会議室で
上映いたします。
大雨の予報ですが、足元にお気をつけてお越しください。

カネミ油症被害者救済プロジェクト 稲塚秀孝

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