すべてのカネミ油症被害者救済へ(230)9月19日

 ~厚生労働省からの”回答”を精査する Ⅴ~

今週は9月8日に厚生労働省から届いた「要請書」に
対する”回答”について、精査しました。
今日が5回目、一応精査を終えることにいたします。

2024年12月から厚生労働省の「カネミ油症」の
担当者に送り続けた「要請書」は10回目を持って
”一区切り”になりました。
①厚労省と油症治療研究班が結託して決めた「カネミ
 油症被害者(患者)の認定基準―ダイオキシン類の
 血中濃度50ピコグラムには、”法的な根拠がない”
 ことが明らかになりました。
②過去九州大学の研究班が行っていたへその緒検査
 (臍帯における母から子=胎児に移行する数値)の
 結果により、カネミ油症は子や孫にダイオキシン類
 が移行(血液で40%以上、体脂で50%以上)する
 ことが確認されていた(「福岡医学雑誌」2009年
 発行)にも関わらず、研究(検査)が途絶しました。
 なぜ”途絶”したのかの検証が行われて来ませんでした。
③「カネミ油症は食中毒である」と認識していたと
 明言しましたが、”科学的根拠という曖昧な文言”により、
 勝手に”診断=認定基準を決め、結果として、数十万
 人とも推定される被害者を分断(認定ー非認定)し、
 被害者救済を阻害してきた”罪”は重いのです。

およそ2年間の「要請書」送付と回答のやり取りを踏まえ、
9月28日から「要請書」(第2期)送付を継続いたします。
「カネミ油症」から60年目となる、2028年10月まで続け
たいと考えています。
 
 「カネミ油症被害者救済プロジェクト」は、
 すべてのカネミ油症被害者救済へ向けて、これから
 何ができるのか?を追求するために、
 「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」(10月10日)
 を開催いたします。
 開催する10月10日まで、3週間となりました。
 来週9月26日(土)には、五島市(各島も含む)で
 配布される長崎新聞(約6000部)にチラシを折り込み
 いたします。そして各メディア(新聞・放送・通信)
 に改めて告知の案内を行います。
 9月29日(火)には、10月27日~29日のいずれかに
 参議院議員会館講堂で行う「『母と子の絆~カネミ油症
 の真実』上映会とすべてのカネミ油症被害者救済集会」
 の日程と概要が決まり、告知チラシを用意いたします。
 そして、
 五島国際フォーラムの成果の報告と今後の活動方針に
 ついて、話し合いたいと思います。

 なお9月22日(火・祝)14:00から、文京区民センター
 3D会議室で「母と子の絆~カネミ油症の真実」の
 上映会を行います。ぜひお越しください。ご都合がつか
 ない場合は、お知り合いの方にお声がけください。
 引き続きよろしくお願いいたします。

 カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

コメントを残す