すべてのカネミ油症被害者救済へ(217)9月5日

 ~「幻のかくめい」について~

私の手元に、表に「サークル村」と書かれたノートがあり、
B5版、30ページ、「Complete」と打ち込まれて、計6冊が
ガムテープでとじ込まれています。
表には、2017.12.25と書かれており、最初1冊目を書き始め
たのは、およそ9年間です。
2017年秋には「憲法を武器として 恵庭事件・知られざる
50年目の真実」
の全国上映が始まったころです。

「サークル村」とは、1958年9月から九州北部・中間市で発行
された「サークル誌」で、九州7県と山口県にまたがる各地の
サークルに呼びかけ、”全九州サークル交流のための会員誌”と
して毎月刊行されました。
中心人物は、詩人 谷川雁 作家上野英信 作家森崎和江の
3人が、中間市本町の借家に隣どうしで住み、”九州サークル
研究会”が発行元になっていました。
当時中間市は、炭質に恵まれた大正炭鉱が町の経済の中心を
担っていて、およそ2000人の抗夫を抱えていたのです。

カネミ油症事件に取り組んだ「母と子の絆~カネミ油症の
真実」の取材開始が2000年秋でしたから、その3年前から
まず、調査を始め、さまざまな本を読み始めるところから
一歩、一歩でした。
今回「幻のかくめい 筑豊からのメッセージ」というタイトル
で、84分ほどのドキュメンタリー作品に仕上がろうとして
います。今日から数回に渡り、一本の映画ができるまでの
物語を皆さんに知っていただければと思います。

なぜ今、この映画を完成させるのか?
ご覧いただく方々に何を伝え、届けたいのか?
何かの”ヒント”になって下さると嬉しいです。

9月13日の沖縄県知事選がどうなるのか?注目です。
そして秋の臨時国会開催は、10月初旬の見込みとの報道に
集約されてきました。
「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」(10月10日長崎県
五島市)開催を軸に、カネミ油症被害者救済に向けて、
どんな展開ができるのか?喫緊の問題になってきました。

カネミ油症被害者救済プロジェクト 稲塚秀孝

コメントを残す