~五島が”原点”である~
昨日の朝、「太古丸」で奈留島に到着。
朝焼けの海が圧倒的に美しい。
この島に58年前、「カネミ油」が持ち込まれ、当時7000人
いた島民(当時は奈留町)のほとんどが、各集落で「カネミ
油」(毒の油)を食べている。
しかし、地区によっては「一切食べていない」と言い、
「カネミ油症被害者」であることを”拒否”したまま、亡く
なった人も多い。
私は同じような話を長崎市でも聞いている。
「自分は被爆していない、被爆者ではない」と言い続けて
亡くなった父親のことを話してくれたのは、8歳で広島と
長崎で被爆した方だった。
今回の五島への訪問の目的は、
①「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」(10月10日開催)
の前準備
②カネミ油症被害者として、認められていない方捜索の
手がかりを得ることである。
そのための”聞き取り”を始めているうちに、さまざまな
未知の情報に遭遇することになる。
昨日だけで6名の方々に接し、メモを取りながら、今後の
具体的な取材のプロセスを考えています。
カネミ油症被害者救済プロジェクト 稲塚秀孝