~今一度、高校生に迫る、について考える~
私は今月誕生日を迎え、70代半ばに達する。
誕生日となるのが、嬉しいとかいう”感慨”は特にないのだが、
子の世代は40代から50代初めとなり、孫世代は中学から高校生
になっていることに着目しています。
カネミ油症被害者の方々に置き換えてみると、1968年当時、
「カネミライスオイル」に混入したPCB(ポリ塩化ビフェニール)
を摂取した時の親が30代から50代とすると、58年経った現在に
換算するとすでに100歳を越え、亡くなられた方がほとんどで、
そのお子さんだった10代の方が、今の私たちの世代と合致します。
つまり今の私たちの孫世代(高校生)が”同時代”として一巡した
ことになるわけだ。だからこそ今の高校生に「カネミ油症」に
ついて、伝えてゆく意義は大きいと思うわけである。
しかも社会の歴史を見つめ、考える”世界観”に敏感に反応する
時期に符号するのも”高校生”の特権でもある。
昨日札幌で会ったのは、障害者教育に取り組む同学年生でした。
彼は地元北海道の高校新聞部の審査をしていて、今の高校生が
何に”問題意識”を持っているのか、を聞くことができた。
何かしらの”ヒント”が得られたように感じました。
”高校生に迫ってゆく”という視点と試行を今後どのように広げて
行くべきか、さらに追いかけていきたいと思いました。
カネミ油症被害者救済プロジェクト 稲塚秀孝