すべてのカネミ油症被害者救済へ(133)3月26日

 ~新たな展開へ向けて Ⅳ~

3月も残り少なくなってきました。
国会の予算編成の状況を見てみると、”年度末”という印象を濃く感じます。
ほぼ暫定予算を組むことが決まり、衆議院及び参議院で明日にも採決
される模様です。
カネミ油症被害者救済プロジェクトとして、3月29日(日)に文京区民
センター3C会議室で「母と子の絆~カネミ油症の真実」上映会を行い
ます。また新たに当プロジェクトに加わる方ができました。
今後とも仲間を増やしていきたいと思います。

仲間と言えば、レイバーネット日本に会員参加する人が増えています。
「憲法を武器として~恵庭事件 知られざる50年目の真実」(2017)の
上映会開始以降に知り合った方々の多くは、このネットワークに参加して
いて、現在600名に近づいています。
皆さん問題意識の高い方々で、時には激しく論争をすることもありますが、
お互いの意見を尊重しあう関係とも言えます。
そして様々な上映会や国会前集会で挨拶できるのは嬉しいです。
国会前集会にも大勢参加していると、ようやくメディアでも報道が始まって
います。しかも国会前だけじゃなく、各地で集会とデモが起こっていると
聞きました。素朴だけど、とても大切な”戦争反対”のスローガンに込めて、
憲法の実効性を訴えること(ただ、憲法を守れというだけじゃなく)が
大事だと思います。

厚労省の回答を待っています。2024年12月から始まった「要請書」の8回目
の回答です。そして次回は9回目の「要請書」を送付するのは、3年がかりの
”年度”=2026年4月を迎えます。
国会の外から内へ、”新たな展開へ向けて”前を向いて行きたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(132)3月23日

  ~新たな展開へ向けて Ⅲ~

カネミ油症被害者救済へ向けて、新たな展開が始まっています。
今週は、当プロジェクトが自らに課した”宿題”を解いて行くことに
専念しようと思います。
国会は”暫定予算”を組む方向になっていますので、本格的な論戦
(この国をどう動かせるのか?)は、4月に入ってからになると
確信しています。私たちは”主戦場”を与野党が拮抗している
参議院に絞ってゆこうと考えています。
私が半世紀に渡ってテレビ番組製作に関わってきた流れから、
与野党に知人が散らばっています。
ここはそれらの皆さんに”集合”をかけたいと考えています。

なお厚労省の担当部署に送った「要請書」(8回目)の回答が、今週中
には届くのではないかと思います。

届き次第、皆さんにもお伝えしたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(131)3月15日

 ~新たな展開へ向けて Ⅱ~

国会は強引な手法がお得意の自民党とぶら下がりの維新に
より、2026年度予算案が衆議院を通過しました。
週明けからは参議院に移ります。
米国とイスラエルのイラン攻撃により、混沌とした世界情勢、
原油の高騰により、あらゆる品目が値上げされる見通しです。
”体調不良”を理由に米国行きをやめとけばいいのですが、
そんな”発想も知恵もない”この国の首相は、さらにトランプの
過大な要求を拒否できず、破綻への道を駆け降りるのでしょうか?

そんな中、当プロジェクトは、カネミ油症問題をどう提起してゆく
べきか?真摯に研究・調査を続けています。
被害者の認定・未認定の仕組みを破棄させるには?
仕組みの根幹をなす”診断基準”に”法的根拠がない”ことを通じて、
廃棄させるには?
そして「カネミ油症被害者を救済」するには、
新たな「カネミ油症登録」案を煮詰めてゆく必要があると考えています。

自らに課した「宿題」を解く期間を2週間、3月末までとしました。

その間に厚生労働省の担当部局に提出した「要請書」(8回目)の回答
が届くことを待ちたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(130)3月12日

 ~新たな展開へ向けて~

一昨日3月10日夕方に厚生労働省から連絡メールが入りました。
厚生労働省健康・生活局 食品監視安全課さまからで、
要請書(8回目)の回答は3月末になります、という内容でした。
前回の(129)で、「おそらく回答は1週間程度遅れるかも」と
書きましたが、予想を越える内容でした。

そして昨日「回答の延期の件、了解いたしました」と返事を送り、
新たに後援依頼をさせていただきました。
それは「カネミ油症 五島国際フォーラム2026」についてです。
詳報は後日になりますが、
カネミ油症を忘れない、カネミ油症被害者救済に広く関心を持って
いただきたいという思いを込めて、講話とシンポジウム、映画上映
を行う考えでおります。

国(厚労省)を始め、長崎県、五島市、カネミ油症被害者全国連絡会、
カネミ油症被害者支援センター、メディア(新聞・放送各社)にも
後援依頼を始め、すでに数社から”承諾”の返信をいただいております。
引き続き多方面に対し、呼びかけて参ります。
どうぞよろしくお願います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(129)3月10日

 ~能登から考える 2~

昨日3月9日に石川県七尾市能登演劇堂では、午前10時から
「仲代達矢氏を偲ぶ会」が開かれました。
主催は七尾市と能登演劇堂です。昨年11月8日に92歳で亡くなった
仲代さんは、七尾市名誉市民、能登演劇堂名誉館長を務めており、
31年前に建てられた演劇専門ホールの”生みの親”でもありました。

「公共ホールは、3年おきに存続の危機に陥るから、何かインパクト
のあることを続けないといけない」と自ら”無名塾ロングラン公演”を
企画し、2009年公演「マクベス」では、50日間公演で、3万人を越す
集客を実現させました。
地元石川県以外から、全国から無名塾ファンを集めて、地元七尾市
中島町に貢献してきたのです。

そして一昨日開票された石川県知事選挙では、米国とイスラエルが
国際法違反の”イラン攻撃”を行った当日、高市首相が馳候補の応援に
駈けつけるという事態がありましたが、ものの見事に馳候補は落選
いたしました。地元の方は多くは語りませんでしたが、能登地震復興に
後ろ向きだった馳候補の落選は、一筋の光なのかも知れません。

さて今日3月10日は、厚生労働省の担当者に送った8回目の「要請書」
に対する回答期限の日でもあります。
おそらく今日午後には、「国会開会中で忙しく、1週間回答を待って
欲しい」という連絡(?)あるように思います。
私は昨晩、能登から帰京し、粛々と回答を待っているところです。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(128 )

~能登から考える~

3月5日から石川県能登演劇堂の取材に入っています。
昨年11月に亡くなった俳優 仲代達矢さんが主宰する「無名塾」
公演「等伯」の舞台が今日7日と8日に行われるので、
塾員とスタッフの準備を撮影し、すでに出演者12名のインタビュー
を取り終え、昨日のゲネプロも収録したところです。
石川県七尾で生まれた画家、長谷川等伯は、安土桃山から豊臣の
時代に生き、作品を残している。

そして明日投票で石川県選挙が行われる。
地元で聴くと、地震から大きな被害を受けたこの地域に対し、熱心
に取り組んでいない現知事に対する批判が多い。
米国のイラン攻撃の暴挙の報に接し、高市首相はわざわざやって来た
”いわくつき”の選挙である。

もういい加減、眼を覚ましませんか、皆さん、と呼びかけたいと思います。

週明け帰京すると、いよいよ「カネミ油症被害者救済」の声を国会に反映
させることに取り組みたいと考えています。
3月10日には、厚生労働省に対する8回目の「要請書」の回答期限が来るので、
その回答にも期待している週末となります。

カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(127)2月28日

~これから”参議院”が大事な場面になる(Ⅴ)~

国会中継を見ていると実にイライラする。
衆議院予算委員会が始まり、中道の質問時間は5時間もあるのに、
あまりにも”戦略・戦術”がなく、”質問力”がなさすぎるのが辛い。
高市政権への迫り方が甘く、時間配分も無意味に質問者を替えて
意味が感じられない。
もっと戦術を組み立てなくては、どうにもならない。
来週は参議院予算委員会でも続くが、参議院の立憲他の野党に
期待したいと考える。

そしてもう一つ。あえて言っておきたいのは、衆議院選挙での
票の出方、そもそも”投票率”が低いのが問題だが、国民=有権者
の意識の低さ、思考力のなさが嘆かわしい。
過去の戦争(太平洋戦争)において、必ずしも当時の国民は
”被害者”として考えることはできない。戦時体制に対して、
国家体制に対して、戦争賛美を行い、積極的に協力していた側面が
あったことを忘れてはいけない。
メディアを含め、”あの選挙結果”を国民の意志として”認知”しては
いけないのだ。
きっと一年以内に身をもって味わうに違いない。
つまり、国(高市政権)に必ず裏切られることは必定なのである。

カネミ油症被害者救済に向けて、動き始めている。
まず原因企業であるカネミ倉庫の実態、国(厚生労働省・農林水産省)
と九州大学油症治療研究班の半世紀に渡る”癒着構造”、そもそも
カネミ油症は”食中毒事件”であったことの定義など、国会で問題提起
していかなくては、活路は決して開けないと考えているのだ。

今後の“主戦場”となる参議院議員の複数の事務所から、心強い”反応”が
見られている。
明日から3月、3月は一方で予算成立と並ぶ悪法の連鎖と闘う場になる
ことは間違いないと考えており、カネミ油症被害の現実を知らしめ、
新たな展開を切り開く大事な時を迎える。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(126)

~これから”参議院”が大事な場面になる(Ⅳ)~

3連休が明け、今日から天気は下り坂になるらしい。
明日25日は雨模様。都内で撮影が2日間あるので、
足元には気をつけたい。

いよいよ自民党圧勝後の国会が本格始動する。

21日「憲法を武器として」文京上映会(文京区民センター3C会議室)
に来ていただいた、私と同年代の女性と上映後にお話させていただいた。
お2人は、19日に国会前集会に参加された”仲間”だという。
その場に若い主婦数人も新たに参加していて、
これこそ”ママ、戦争を止めてくるわ”の流れなのだろうか?
「今日、改めて『憲法を武器として』を観ることができて、よかった」と
上映後に拍手していただいたのには、感動させてもらいました。
「憲法を武器として」は2017年製作から10年目。文京上映会は通算74回
目になり、節目となる75回目は3月28日に行います。
映画のキャッチフレーズは「いま 自衛隊を日本国憲法を問う」と掲げ、
10年経過した今も、生きるキャッチなのは喜んでいいことかどうか?

衆・参議院の”院の構成”や”各委員会メンバー”が決まりました。
表題通り、”参議院”が大事な場面になるので、予算委員会、厚生労働委員会の
議員名をチェックさせていただきました。
まず参議院議員数は、立憲38名、共産7名、れいわ2名、社民2名、
そして公明21名の方々を中心にしつつ、自民や維新にもかつて番組でご一緒
した”懐かしい方々”もいるので、
ここは”全方位”で声掛けして行かないと、と考えているところです。

皆様におかれましては、今や新聞、テレビ・ネットニュースは見たくないと
おっしゃる方もいますが、今こそ”反転攻勢”をどう組み立てるか?
戦略と戦術を練り、行動に移す時ですので、ぜひご注目願いたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(125)

 ~これから”参議院”が大事な場面になる(Ⅲ)~

先日の首班指名選挙のこと。衆議院は圧倒的多数で高市指名となったが、
参議院は”決戦投票”に持ち込まれた。
1回目は高市指名は123票で、過半数に足りず、2回目は保守党の2票が加わり、
125票のギリギリだった。無効・白票が多数見受けられた。

これから”参議院”が大事な場面になる・・、が現実となる証左に違いない。
さまざまな”悪法”を阻止するために、参議院議員の方々は緊張感をもって対処
いただきたいと思う。
予算委員会の審議に移行してからどうなるのか?

「カネミ油症被害者救済への道”は、とても重要な”ファクター”を持っている。
昨年あたりから”PFAS”の被害情報が流布されている中、人々の関心は、
「食(食品)の安心・安全」に向いていることは明らかと言える。
そして健康被害・・。
昭和30年代から始まる、被害の連鎖(水俣病から)を今こそ、解き明かし、
救済へ向かうタイミングなのだろうと思われる。

3月からの新たな”闘い”に向けて、来週は”戦略と戦術”を練る大事なウイークと
なります。
皆さん、ぜひご注目願います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

すべてのカネミ油症被害者救済へ(123)

~これから”参議院”が大事な場面となる~

ちょうど1年前、1月28日に参議院議員会館の一番広い会議室で
「母と子の絆~カネミ油症の真実」上映会を行いました。
以前から交流のある杉尾秀哉参議院議員の力を借りて、会場の
抑え、両院議員のメールポストへ、チラシの投げ込みができ
ました。当日参加した衆・参議員と秘書の方は10名。
映画の上映の後で、議員とカネミ油症被害者、研究者らの
パネルディスカッションを行い、来場した市民の方々、メディア
の記者の方々と質疑応答の時間を持ちました。
今回の衆議院総選挙で、参加いただいた中で数名の議員が国会を
離れることになったことは残念でなりません。

2024年12月下旬、厚生労働省健康・生活局の担当者に「要望書」を
送って、最初の回答は2025年1月20日に届きました。そして今年1月
23日に7回目の回答書が届きましたが、相変わらずまともに答えて
いません。今回皆さんにご覧いただきたいと思います。
カネミ油症 7回目「要請書」厚生労働者健康・生活局食品監視安全課の回答文

そして「通常国会」召集前の今週末に、8回目の「要望書」を厚生労働省に
送ることにいたしました。
そこにはこの1年間にやり取りしたことで得た内容も含まれています。
新たな戦略によって始動し始める”キッカケ”が内包されていると思います。
回答期限は3月10日と伝えることにしました。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝