すべてのカネミ油症被害者救済へ(136)4月7日

4月3日から4日間、小倉昭和館で「仲代達矢”役者”を生きる」上映の
舞台挨拶、「幻のかくめい」にとって、重要な「判決書」を見ること、
そして初めて訪ねた山口県周南市は桜が満開の“長州の街”でした。
昨年夏に「カネミ油症検診」を受けた人に届いた、不可思議な団体も
今回の旅の”収穫”かも知れず、盛りだくさんな内容でした。

そしてカネミ油症被害者救済へ向け、国会議員からいただいた”宿題”を
解くことが迫ってきました。先程帰京したのに、休んでいる暇はありま
せん。
厚生労働省 健康・生活局食品監視安全課(この名前は昨年秋から)に
2024年12月から提出してきた「要請書」は8回目で、回答(一部は後日)
をご覧いただきましたでしょうか?
ページ1の回答(赤字)の2つ目を今一度ご覧ください。
Q:カネミ倉庫が負担するべき、カネミ油症被害者(国の認定者)の医療費
 負担について、厚生労働省の見解を明らかにしていただきたい。
に対しての答えは、
「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」制定前から、
カネミ油症患者に係る医療給付費の取扱いについては、カネミ倉庫による
国民健康法第64条上の第三者行為に該当することから、保険者において
第三者行為に伴う損害賠償金として調定し、債権管理を行っている認識
です。
という内容でした。わかりづらい文言が並んでいますが、結論から言うと
カネミ倉庫が医療費全額を負担しなくてはいけない、という意味になります。
とすると長崎県五島市が約60年間にわたって、カネミ倉庫が負担する医療費を
肩代わりしており、その総額が25億円に積み上がっていることも、頷けることに
なります。
今回ようやく国が認めたことで、これからどうするのか?
原因企業のカネミ倉庫は勿論のこと、国の対応が問われることになると
思います。
これまで国と九州大学油症治療研究班により、勝手に”カネミ油症被害者の
診断基準」が決められていたことに、”法的根拠がない”ことは、6回目、7回目の
「要請書」と回答から明白になっています。

引き続き当プロジェクトは、9回目以降の「要請書」を提出し、真摯な回答を
求めてゆくつもりですが、国会の場で黒白をつけていただきたいと思います。

回答留保しているのは、カネミ倉庫が負担すべき医療費の一部を国が肩代わり
しているのではないかという問いに答えることとなっています。
厚生労働省が期限を切って来たのは、4月17日(金)です。

粛々と”答え”を待ちたいと思います。

カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

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