年の暮れの風情が感じられない時代と言いながら、今年2025年も残り数日となりました。
年明け1月23日から”通常国会”開催となりました。厚生労働省の担当部署に送った7回目の「要請書」の
回答期限は1月15日(木)。その回答も踏まえて、国会での質問に着手しようと考えています。
また「カネミ油症事件」(1968年)から来年は58年が経過して、ダイオキシン類被害から様々な「化学物質」による被害に広がっています。従って、スタンスを広げて取り組む必要があると感じます。
私はこれまで15本の映画製作を行ってきましたが、
【1967年】
◆ 憲法を武器として~恵庭事件 知られざる50年目の真実
◆ 市街戦のジャズメン 作家佐藤泰志の衝撃
【1968年】
◆ 母と子の絆~カネミ油症の真実
と、1967年~1968年頃、激しく学生・労働者・市民が国と対峙してきた題材に取り組んできました。当時高校生だった私にとって、”同時代”を生きた方々と語り合い、交流するキッカケを作ると共に、時代を経て、今の高校生に見て欲しい、知ってもらいたい“題材”だと思います。来年は、さらにその”思い”を深め、広げたいと考えています。
カネミ油症被害者救済プロジェクト 稲塚秀孝