すべてのカネミ油症被害者救済へ(96)

 ~”五島”からはじめよう~

 昨日(11月23日)長崎県五島市の長崎新聞購読者の皆さんに「母と子の絆~カネミ油症の真実」五島上映会(12月6日)のチラシをお届けしました。そして長崎新聞本紙でも、案内をしていただきました。

 カネミ油は、1968年(昭和43年)当時、博多港から船で五島市に運ばれ、一斗缶が各地区(集落)の拠点宅に運ばれ、柄杓で配布されたと聞いています。そして同年10月に被害について新聞報道された後に、“毒の油”の回収は満足に行われなかった、と伺いました。その事実を聞いた時の“憤り”は言葉に尽くせませんでした。

 今回五島市、五島市教育委員会、カネミ油症被害者五島市の会、長崎新聞の後援をいただきました。まもなく五島市の小中学校、一部の高校にもチラシを届けたいと思います。
 ”カネミ油症は終わっていない”
 ”カネミ油症を知ってほしい”

 とりわけカネミ油症被害に苦しむ方々が多い五島の皆さんの”声”を全国に、世界に届けたいと思っています。”五島”からはじめよう・・・・

                      カネミ油症被害者救済プロジェクト   稲塚秀孝

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