すべてのカネミ油症被害者救済へ(93)

 ~厚労省から”遅延”の連絡(11月14日)~

 すでにこの欄でお伝えした、6回目の「要請書」の回答期限が昨日(11月14日)でしたが、夕刻に”1週間以内に回答する”旨、”遅延の連絡”が来ました。回答期日が守られたことは過去もありませんが、とにかく待ちたいと思います。

 昨年12月末に1回目の「要請書」を送ってから、ほぼ1年。本年1月末に映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」国会上映会(参議院議員会館)、2月上旬に参議院議員事務所で厚労省担当課との面談などを経て、前回(92)でお伝えした内容の「要請書」を送った経緯があります。

 カネミ油症被害者の救済には、
①認定制度の廃棄
②被害者救済に向けた、国の新たな取り組みが必要です。

 カネミ油症事件から57年が経過した中で、”カネミ油症事件は終わっていない”こと、”被害者救済の道”を切り開かないことを痛感しています。引き続き、広く皆様のご支援・ご協力をお願いしたいと思います。

                       カネミ油症被害者救済プロジェクト  稲塚秀孝

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