すべてのカネミ油症被害者の救済へ(55)

 ~見逃さないぞ!と思う~

 昨日(6月2日)厚生労働省健康・生活衛生部の担当部署から、6月14日開催の「三者協議」(国=厚生労働省・農林水産省、カネミ油症被害者全国連絡会、カネミ倉庫)への報道取材(中身は別室での傍聴のみ)の申請内容が公表されました。

 早速タキオンジャパンとして、申請したところですが、そこで気付いたことがありました。それは「三者協議」後の国の記者会見に関して、撮影を許可しないというのです。これまで福岡・長崎の放送局などのカメラ取材班が”ぶら下がり会見”取材をしていましたが、録音のみに限定されたのです。何と“姑息”なことなのでしょうか?

 「母と子の絆~カネミ油症の真実」では、2024年1月「三者協議」後のぶら下がり会見での厚生労働省原澤課長補佐の言葉を伝えています。そして現在回答待ちの再々「要請書」では、その時の会見の映像を厚労省に送っています。「映画の内容は”情報の切り取り“とのステレオタイプの反応に対して、撮影素材の提供によって対抗したのです。ここは決して見過ごしたり、見逃したりしてはいけないと思います。メディアの方々に呼び掛け、抗議と撤回要請に動きたいと思います。

                                映画監督     稲塚秀孝

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