すべてのカネミ油症被害者救済へ㊼

 ~「カネミ油症行動隊」宣言!~

 5月に入りました。4月16日に厚生労働省健康・生活衛生局総務課宛に、再々「要請書」を送り、2週間が経ちました。そして追加資料の映像を1週間前にギガ・ファイル便で送りました。私が撮影した映像の一部(ノーカット)です。ひたすら“回答”が来ることを待ちたいと思います。

 その後「カネミ油症勉強会」宛に、「へその緒プロジェクト」からの提言、を送りました。私は北海道函館取材があり、オンライン会議に参加できませんでした。そこで「みなさなの反応は・・・」と尋ねたら、全く”的外れ“な反論が届きました。そこから数回のやり取りをしたのですが、噛み合わないことが分かりました。

 私は”全方位外交“を旨としていますので、意見が異なるからと言って、批判はしますが、排除することは毛頭考えていません。そこでここはひとつ、「へその緒プロジェクト」を一つの組織体と考えて、ルール(宣言)を提示してあげようと考えました。モデルは、1960年頃に北九州中間市の大正炭鉱の闘いの中で生まれた「大正行動隊テーゼ」です。

  1. やりたいものはやる、やりたくないものはやらなくてもいい。
  2. やりたくないからと言って、やりたいものの足を引っ張らない。
  3. 相互の議論や批判は自由。
  4. やりたくないものが、やりたくなったら、加わるのは自由。

・・・・・・・

 私は1970年頃、大学生活の中で、このテーゼを知り、日本の各組織を再生するには”これしかない“と思いました。それから55年が経過し、大勢の方にこのテーゼを伝えてきましたが、今も実現していません。「へその緒プロジェクト」としては、「カネミ油症行動隊」宣言として表出したいと思います。

   映画監督     稲塚秀孝

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