すべてのカネミ油症被害者救済へ㊷

 ~厚労省へ再々「要請書」提出~

 4月15日(本日)厚生労働省 健康・生活衛生局総務課九十九悠太課長補佐、佐野隆一郎課長補佐宛に、すべてのカネミ油症被害者救済に向けた再々「要請書」を提出いたします。

 お二人の課長補佐とは、2025年1月24日(金)「油症対策委員会」(九州大学油症治療研究班 主催)及び2月6日参議院議員杉尾秀哉議院事務所でお目にかかりました。

 なお「要請書」は今回3回目となります。1回目は2024年12月26日提出、2025年1月20日回答。2回目は2025年1月30日提出、2025年3月19日回答。という流れがあり、3月20日には「母と子の絆~カネミ油症の真実」で中心的な証言をしてくださったカネミ油症被害者岩村定子さんが死去されました。岩村さんは3人のお子さんのへその緒を提供くださり、昨年10月にお子さんのダイオキシン類が高濃度だったことが証明されました。

 1973年に生後4か月で亡くなった長男 満広さんがカネミ油症が原因だった事を認めるよう、何度も国や九州大学に訴え、早く満広さんの墓前に報告したいと話された日々が思い出されます。「へその緒プロジェクト」は、岩村定子さんの”無念“を胸に、さらに前に進めて参りたいと、決意を新たにしているところです。

                              映画監督   稲塚秀孝
すべてのカネミ油症被害者救済へ㊶(4/13) 
 ~再始動に入った!~

 4月も半ばに近づきました。厚労省の担当者への再々「要請書」提出準備をこの週末に進めています。
週明けには送付しようと思います。

 映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」に協賛いただいた、グリーンコープ共同体のメンバーの方々の上映会が始まります。まずかごしまグリーンコープ様が7月15日に上映会を開催いたします。息の長い上映活動が希望ですので、これから各地で上映会が開かれる事を願っています。

 昨日は全国映連(全国の映画サークル30団体の集合体)総会が東京で行われました。今年6月28日~30日には、わが苫小牧映画サークルが主催して「苫東映画祭」を開催いたします。

 映像の普及活動は、継続こそ大事だと思います。今日は熊本県山都町で上映会が行われます。全国津々浦々へ広げたいと思います。

                             映画監督  稲塚秀孝

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