すべてのカネミ油症被害者救済へ㉝


 ~厚労省への再「要請書」の回答~

 昨晩(3月19日)厚生労働省健康・生活局総務課指導係の担当者から、「へその緒プロジェクト」が1月30日に提出した再「要請書」に対する回答が届きました。

 本日から、速やかに回答内容を精査し、今後の対応を検討したいと考えています。まず見た限りでは、母体から胎児へ毒性物質が移行している事実は認めている(官僚用語で「承知している」)が、現在の”診断基準“なるものに照らして、無視されている、あるいは反応していないことが明らかです。
その細部に渡って、見解を糺すのが次のステップではないかと思われます。 とにかく近日中に、”次のステップ“を明らかにしたいと考えています。ここは「へその緒プロジェクト」にとって、”正念場“であると思います。

 また一方、すでにカネミ油症被害者から預かっている「へその緒」に加え、新たに思いがけない被害者からのへその緒が「カネミ油症被害者支援者」の元に届いているとの情報が届きました。ぜひこの件も、今後に生かしたいと思います。

   映画監督  稲塚秀孝

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