すべてのカネミ油症被害者救済へ⑱

 ~厚生労働省担当者との面談~

 昨日参議院議員杉尾秀哉議員事務所において、厚生労働省健康生活局総務課、カネミ油症担当の九十九課長補佐と課員2名の方々と面談させていただいた。既に1月30日に再「要請書」、翌31日に9項目の”追加質問書“を送付済みでした。幾つかポイントとなる点をお伝えしたい。

1.「へその緒」について。母体から胎盤を通じてダイオキシン類の毒性物質が移行していることは明らかとする”見解”を持っている。と答えた。
2..映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」の中で、2013年頃に岩村定子さんの長男・満広さんのへその緒を検査した梶原淳睦氏は、「当時の最新鋭の検査機材は既に廃棄していて、へその緒の再調査はできない」と言っていたが、現在も測定は可能と答えた。つまり、国として「へその緒検査」ができる体制は取れるという事が明らかになった。
3.カネミ油症は本来「食中毒」にもかかわらず、九州大学「油症研究班」が、報道から4日後の1968年10月14日にいち早く立ち上がり、保健所の役割を逸脱して、”診断基準“を定めた経緯に国が関わっているのではないかという問いに対し、厚生省(当時)から九大に対し、”通知“が出されていることが分かり、その”通知書”を明らかにするように杉尾議員と共に要請した。

 面談は約1時間で、改めて録音素材を検証して、リポートにまとめると共に、今後の担当者の対応や”回答“の内容を吟味して、面談を継続させたいと考えています。
                                 映画監督   稲塚秀孝

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