すべてのカネミ油症被害者救済へ⑧

 ~”聖地“小倉昭和館”で上映へ

 今日18日と明日19日、福岡県北九州市小倉の老舗映画館小倉昭和館で「特別上映」が行われます。劇場の館長にとって、今回の上映は“大英断”だったのではないかと推察し、心より感謝しています。というのも、小倉駅と西小倉駅の北、海側に「カネミ倉庫」が現存しています。1968年カネミ油症事件を引き起こした「カネミライスオイル」は、カネミ倉庫が製造しており、この街にはたくさんのカネミ油症被害者がいるからです。

 今日は上映後に、カネミ油症裁判(原告=被害者、)被告=カネミ倉庫、加藤三之輔カネミ倉庫社長、鐘渕化学工業(カネカ・鐘化、カネミ油症の原因となったPCB製造企業)、国、北九州市の裁判に関わった高木健康弁護士にお話を伺いました。

 高木氏は、この事件が”化学物質“が原因だったこと、被害者の方々への補償をいかに確保したのかについて、お話しされました。また、今も毎年6月、「公害総行動デー」に参加していることで、被害者の方々とつながりを持っていると強調されました。

 今年2025年は“昭和100年”の節目の年。昭和43年に起こった「カネミ油症事件」から57年目となります。いま、今から何ができるのか?「へその緒検査」で見えてきた内容をいかにして、国を動かすことに活かせるのか?ここ”聖地“小倉の地で見据えたいと思います。

  映画監督  稲塚秀孝

コメントを残す