~当面の目標を示します~ (1/3) NEW!
2025年が始まりました。みなさま、今年は“動き出す年”にしたいと思います。すべてのカネミ油症被害者救済へ、一体何をして行くべきか?考えたいと思います。
年末に「カネミ油症事件」に関わって来られた方々にメッセージを送りました。
1.「へその緒検査」(昨年10月末)の結果を踏まえて、国(厚生労働省)が積極的に「へその緒検査」実施を求めます。 研究者の方は、「100例が欲しい」とおしゃっています。民間で検査すると、1件20万×100例=2000万がかかります。ぜひ国で実施してください。
2.カネミ油症被害者の”発掘“をしましょう。
現在毎年各地で行っている「検診」体制を改め、1968年当時、ダイオキシン類が混入した被害者から産まれた、お子さん、お孫さんで、カネミ油症の症状がある方々は名乗り出ていただき、皆さんをカネミ油症被害者として、医学的措置と補償を行いましょう。
そのためには、「認定制度」を廃止し、検診を受けられない人には、全国の保健所で申請ができる仕組みを生かしましょう。医師の皆さんには“診断書”を書いてください。
たったこの2点で、カネミ油症被害者の救済の道が開かれます。
そして、私たち「母と子の絆~カネミ油症の真実」製作委員会と「へその緒プロジェクト」では、全国で上映会活動を続け、高校・大学などで映画のダイジェスト版(35分)を駆使して、広く、深く知ってもらうようにいたします。今年も引き続き、皆様からのご支援、ご協力をお願いいたします。
映画監督 稲塚秀孝