YSCから転載許可がおりましたので、以下転載します。
編集後記
カネミ油症を取材した新しい映画『母と子の絆~カネミ油症の真実』(稲塚秀孝監督)が完成。 先日、鑑賞した。
私も『食卓の肖像』というカネミ油症の映画を2010年に発表したが、共通する出演者もいて、14年たった現在の状況を考えてしまう。この14年間でカネミ油症の問題、いろいろと進展してきたこともあるが、残念ながら未解決のままの問題も多い。私の映画に出演されている未認定患者の方たちはどの方もいまだに認定されていないし、重本加名代さんが未認定のまま亡くなられたことは残念でならない。
これまでの通り、YSCなどのカネミ油症支援運動に関わり運動を進めることはもちろん、新しいカネミ油症の映画が出来たことをきっかけに改めて自作の映画も再上映して、どうすればカネミ油症問題を解決していけるのか、活動を続けていきたいと思う。 映画監督 金子サトシ
(補記)1/26(日)13:30~、『食卓の肖像』と『母と子の絆~カネミ油症の真実』のコラボ上映会を
文京区民センター3A会議室で行います。