「カネミ油症」上映通信⑮

「母と子の絆~カネミ油症の真実」の劇場上映交渉はいくつか返事待ちです。
 6館目のシネマ・トーラス(北海道苫小牧市)は、長年私の映画上映をしていただいた40席のミニシアターですが、12月7日か14日開始の予定です。今朝青森県八戸に到着。昼のフェリーで7時間かけて、苫小牧港に行きます。明日シネマトーラスの堀岡支配人に会うことにしています。

 先月福岡市内の交差点付近でタクシーに乗ったところ、運転手さんが振り返り、「隈研吾さんですか?」と聞かれました。高名な建築家の方で、面識はありません。
「ええツ?、違いますよ」と答えると、よく似ていらっしゃるし、設計図を持っていらっしゃるから、と言う。その時の私は、プラスティック製の筒の中に映画のポスターを持っていましたが・・・。
「隈さんが自分で設計図を持ち歩きますか?持っていたとしても助手の方でしょう」と応えると、運転手さんは「確かに、そうですね」と二人は笑うしかありませんでした。後日ネットで隈さんのお顔を見ると、確かに似てなくもないと感じました。旅をしているといろんなことに遭遇します。それも楽しみですね。

 来年1月から公的機関(図書館や学校、自治体など)など向けに、「母と子の絆~カネミ油症の真実」のDVD販売を始めることにしました。これまで10作品を託したBBB社と取り決めました。劇場公開、上映会と共に、カネミ油症被害者の救済に向けて、あらゆる方法で広げてゆこうと考えています。

 東京上映会、次回は10月14日(祝)14時から、文京区民センター3C会議室です。

       映画監督  稲塚秀孝

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