「カネミ油症」上映通信⑨

 ~この映画の特性について~
「母と子の絆~カネミ油症の真実」東京先行上映会が
明日9月20日に迫りました。
天気予報では、暑くなりますが、雨の心配はなさそうで
ホッとしています。
 全国の劇場公開、上映会の連絡が少しずつですが、届き
始めています。
そんな中、9月26日(木)には関西の大学で試写会が
行われることが決まりました。
薬学部の1回生200人余りの学生が、この映画を見ます。
「薬学の勉強の一環として・・」と受け入れてくださった
大学本部の方々に感謝いたします。
90分枠の講座の中で、86分の映画上映のため、数分の挨拶の
ため、私は往復することになりますが、映画上映後に、用意した
アンケート用紙に学生の皆さんが、何を書いてくれるか?
期待が膨らみます。
 私にとって、13作目となるこの映画には、“ある意味”が込め
られています。それは!ドキュメンタリーは告発である“の
製作ポリシーに”ドキュメンタリーが社会活動である“を加え
たいと考えているのです。
カネミ油症被害の救済のために何ができるのか?!という
ことなのです。
 カネミ油症事件(1968年)と同時代を生きた方々はもちろん、
知らなかった世代(年若い方々)にいかに伝えてゆけるか?
を今後、上映活動を通じて、伝えていきたいと思います。
    映画監督  稲塚秀孝

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