「カネミ油症」編集通信⑪

~さあ、これからが正念場だ!~
 7月26日に一旦粗編集(約2時間20分)の段階で帰京しました。
最終版は85分~90分の予定ですから、まだまだです。
とはいえ、仕上げの段取りを進行させなくてはいけません。

 今日は東京・赤坂のスタジオで、女優2名の方々にナレーションを
お願いしました。
13:30~16:30、ほぼ週録は完了し、先程スタジオ担当者から博多の編集担当者に
データ送りをしていただきました。

 明後日8月2日に博多へ向かい、3日から6日まで最終編集、帰京して9日に
メインの男優の方の語りを収録し、音のミックスを終えるころは、おそらく
10日朝かもしれません。

 これまで半世紀の間に数百本のテレビ番組、12本の映画製作を行ってきました。
最終のMA(マルチ・オーディオシステム)を終えるのは、いつも朝方、今の季節ですと
朝5時頃でしょうか?そして始発電車で自宅へ戻り、夕方まで「至福の眠り」に
着くのです。

 24歳の時、90分の特番の演出担当した時は、3日間眠れず、ユンケルを200円から
4000円まで、階段を上るように飲みながら、スタッフと共に作業しました。
その時は30時間以上、眠りから覚めませんでした。
さすがに70代半ばの今は無理ですね。
それはともかく、全力をここ10日間に注ぎたいと思います。

    映画監督   稲塚秀孝

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