~日ごとの営み~
編集も半ばに差し掛かろうとしているが、項目ブロックの整理に
手間取り、先が見えない状況が続いている。
昨日の「博多山笠」は雨の中で繰り広げられ、湿気の高い日々が
続いている。
宿舎として博多駅前のカプセルホテルは、WI―FIの精度が高く、
ワーキングスペースがあるので、眠くなったら眠り、起きたら
大浴場とサウナで汗を流し、バスで30分ほどの編集所に向かう。
編集所そばに北九州のコインランドリーチェーンがあるので、
そこは便利。
「カネミ油症事件」は実に複雑で、人々の葛藤がすさまじい。
そして半世紀前の迸るような運動の“熱量”は今は全く残っていない。
感じられない。
今、この映画が世に出ることの意味を連日追い求めている。
映画監督 稲塚秀孝