~母と子の絆―へその緒の意味を問う~
先週末から、「へその緒」の研究に詳しい医師、研究者の方々に
質問を送らせていただいている。
お聞きしたいのは2点。
1. カネミ油症被害者の母親からへその緒を通じて、ダイオキシン類の
毒性がどの位(何%)胎児(新生児)に移行するのか?
2. 1の結果を踏まえて、カネミ油症被害者の血中濃度(ダイオキシン類)検査の
検診結果があれば、へその緒を改めて検査しなくても、お子さんに毒性の
影響があったことを明らかにし、認定基準(現在は本人の血中濃度のみ)の
見直しを進められると思いますか?
週が明けて、今日(26日)は2名の返信があり、明日以降も期待できると思う。
実はこの質問に“妥当性”があるのか?も含めて、皆さんとのやり取りを通して、
気付くことがあるかもしれないと思っています。
「へその緒プロジェクト」を前に進めるために、このHPをご覧いただいている
皆さんからのご意見をお聞きしたいと考えています。
いまこそカネミ油症事件の「認定の壁に一石」を投じる理由が明らかになると
思えるのです。
映画監督 稲塚秀孝