「へその緒プロジェクト」通信⑳

 これが「へその緒プロジェクト」のロードマップだ!
  ~今後粛々と実行に取り組みます~

 試行錯誤、若干の紆余曲折はありましたが、「ロードマップ」第1弾を
ご覧いただきたいと思います。

【理念・目的】

 カネミ油症事件発生(1968年)から56年が経過。
当時ダイオキシン類が混じったカネミライスオイルを口にした人たちから
その子ども、孫まで被害が広がっており、「カネミ油症事件は終わっていない」
ことを国内外にアピールしていきたい、と考えています。

 「へその緒プロジェクト」では、そもそも毒の油を口にした母親から胎盤を
通して、胎児(新生児)にダイオキシン類の毒性が移行した事実を実証します。

 そして現行の認定、未認定に係わらず、すべてのカネミ油症被害者、全員を
救済することを最終目的と致します。

【ロードマップ】第1期(2024年3月~6月)

1.「へその緒」を提供できるカネミ油症被害者のリスト作成
  目標20名

2.「カネミ油症被害者」のダイオキシン類検診結果の調査(1970年以降)
 検診結果から、母親のダイオキシン類の血中濃度の調査を行う。
 母親の数値から子に移行する数値を明確にすることで、お子さんがカネミ油症被害者で
 あることを明らかにする。
   目標30名

3.「カネミ油症被害者」の方々にアンケート調査を行う。
 被害者とお子さんの生年月日、被害状況を把握する

4.メディアへのアプロ―チ
 3月末に「へその緒プロジェクト」宣言を行う
 新聞、ネット媒体、放送でのアピールを行う

「へその緒プロジェクト」第1期では、以上の内容を達成し、次期に繋ぐ。

        映画監督    稲塚秀孝

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