故 満広さんの”無念“を叶えたい
~母の深い思いを届けたい~
2年前に長崎県五島市奈留町に住む岩村定子さんを訪ね、お話を伺いました。
その時、50年前に亡くなった長男、満広さんと繋いだ「へその緒」を見せて
いただきました。
「私がカネミ油を食べたために、あの子を健康に産んであげられなかった。
今も辛くて悲しいです。わずか4カ月ですよ。ずっと入院していたので、あの子を
抱くことができたのは、数えるだけでした。せめてカネミ油症によって、あなたが
産まれてきたのだということを証明してもらい、墓前に報告したい」と話してください
ました。
その後、数回お訪ねして、ようやく今日、満広さんがカネミ油症であったと、
認めてください、と長崎県庁に申請に行きました。ようやくの一歩だと思います。
長崎県庁生活衛生課の主任主事の方が誠実にご対応いただき、嬉しかったです。
今後申請書は九州大学油症治療センターに送られ、返事を待つことになります。
今後の展開を待ちたいと思います。
映画監督 稲塚秀孝


(追記)長崎新聞で本件に関する報道がなされました(2/17)
オライン記事:五島の母 亡き子のカネミ油症認定を長崎県に申請 50年の思い悩み
リアル新聞記事:亡きわが子の認定申請 五島の母岩村さん 50年思い悩み