「へその緒プロジェクト」通信⑧

  映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」製作と
 「へその緒プロジェクト」推進の150日の並走が始まった!

  昨日1月27日(土)朝日新聞首都圏版、 朝日新聞デジタルの記事をご覧いただきたい。

  朝日新聞西部本社の伊藤隆太郎記者が2カ月間かけて取材していただいた
 記事が掲載されている。
 既に全国に宅配されている1月28日付けの「しんぶん赤旗日曜版」に私が
 寄稿した記事とリンクして、「へその緒プロジェクト」始動のマニフェストと
 なっている。

 ちなみに「しんぶん赤旗日曜版」に見出しタイトルは、
 「“毒の油”口にした母は病に 被害は生まれた子や孫まで」
と担当記者が付けた。
 一編の短歌のような、詩の一節のような表現は、見事言うほかはなく、
 記者の了解を得て、この初夏に出版予定の本の目次を飾ることになる。
 この言葉群に漂うのは、1968年(昭和43年)のカネミ油症事件発生した、
 ”昭和の匂い“ではないだろうか?

 「へその緒プロジェクト」を前へ進めるために、今 全国の医師、研究者、ジャー
ナリスト、メディア(新聞・放送ほか)、代議士の方々に連絡を取り、協力をお願いし始めて
いる。2月末までに、20名のボードメンバーを定めるつもりだ。

 1月13日の三者協議(福岡県第2合同庁舎)終了後のぶら下がり記者会見で、厚労省
の担当官は、何度も「カネミ油症被害者」へ救済に向けた「ロードマップ」を作成する、と言っ
たが、“いつまでに”とは一切語っていない。

 私たちは「へその緒プロジェクト」は認定・未認定の峻別を許さず、まだ名乗り出
ていない被害者(“毒の油”口にした母と生まれし子や孫まで)の全員救済と国と九州大学油症治
療研究班らの”不作為“ を糾すための“ロードマップ”を2月末までに作成する決意を固めている。

 次回油症対策会議(九州大学油症治療研究班主催)は6月21日(金)、三者協議
(カネミ油症被害者全国連絡会、国=厚生労働省・農林水産省、カネミ倉庫)は、6月22日(土)までに、どこまで閉塞状況を突破できるか。どこまで迫れるのか。そこに「へその緒プロジェクト」とこのドキュメンタリー映画における告発の行方がかかっている、試されていると言っていい、と考えている。            
                     映画監督    稲塚秀孝

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