母から子へダイオキシン類の毒性が繋がったことの証明となる「へその緒」の検査を徹底させ、被害者の認定制度を糺したいと思っています。稲塚監督から本映画の鍵となる「へその緒」に関する研究についてコメントをいただきました。▽動画はこちら
1968年に主に西日本で発生したカネミ油症事件。様々な障害・被害が起こりましたが、その後お母さんの母体からお子さん・孫へとそのダイオキシン類(PCDF)の毒性がつながったことが、今問題になっています。
事件発生から50年以上経っていますが、いまだこの問題は解決していません。本映画の製作にあたっては「へその緒」を調べることによって、今に至るもダイオキシン類の毒性があるということを証明したいと思っています。
母から子へダイオキシン類の毒性が流れたことの実証こそ、この映画を通じて皆さんに知ってほしい最大のポイントであり、被害者の認定制度という欺瞞を抜本的に糾すことにつながります。この点こそが、本映画の”社会的意味”であると確信しています。
映画製作にあたってはクラウドファンディングを実施中です。半世紀以上たっても続くカネミ油症事件の真相を伝えるため、映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」の製作にご支援をお願いいたします。
★クラウドファンディング★実施中(12月20日~2月29日)・目標金額:1,000万円