延岡訪問
昨日は延岡でカネミ油症の未認定被害者とその介護支援専門員の方の同席のもとで1時間半近く、じっくりとお話を聞くことが出来ました。
被害者の方とは2006年小倉で開催されたカネミ油症被害者大集会電子お会いしてからですので、実に17年ぶりに再会が出来ました。当時はお元気でしたが、今では車椅子生活なのと、化学物質過敏症を併発されてますので、外出ができず、油症検診にも受けられないでおられます。油症治療研究班も厚労省も在宅訪問検診はしてくれないので、汚染油を食べて油症の被害があるにもかかわらず、認定のための検診が受けられないため、この55年間、未認定のままでおられます。
したがって私の課題は、現在、月2回訪問検診をしてくださっている延岡市内にある「縁・在宅クリニック」の院長さんにお願いして、被害者の方に症状がカネミ油症であることのシンダンシを作成していただき、汚染油を買って食べたことの証明をすることで、宮崎県知事と交渉してくださっている認定するように要請交渉を行うことです。これからその準備を行ったうえで、次回には県知事交渉のために宮崎入りする予定です。
藤原寿和