9/14毎日新聞記事

9/14毎日新聞記事

~9月20日東京上映会開催~
9月8日奈留、9日福江、10日福岡上映会を終えて、
いよいよ東京上映会が9月20日開催となります。
日時:9月20日(金)14:00~ 開場13:30
場所:文京区民センター3A会議室
(地下鉄「春日」「後楽園」から徒歩5分以内)
当日は本編86分上映後、私、稲塚がこの映画と
今後についてお話します。そして語り担当の3名の
男女俳優にお話ししていただきます。
長年テレビ・映画で力を借りてきた無名塾の心強い
方々、映画製作の意図を読み取ってくださいました。
そして会場に来られた方々とのトーク、楽しみです。
映画監督 稲塚秀孝
本日(9/10)、西南学院大学での上映会が無事に終了しました。参加者は70名で、映画上映の後、稲塚監督による映画製作の意図やお願いしたいことのアピールがあったあと、映画にも登場する被害者全国連の三苫哲也さんから映画の感想を含めた被害者としての話がありました。
そして会場からの質疑応答が活発にあり、最後に監督から今後の劇場上映の予定と自主上映会開催のお願いがあって会を終えました。
アンケートが20名以上の方から寄せられてますので、この後読むのが楽しみです。西南学院大学の田村先生をはじめお手伝いをいただいた学生の皆様には感謝申し上げます!
尚、この試写会はNHK福岡でニュース報道されました。(藤原寿和)
★NHK福岡 NEWS WEB:食品公害「カネミ油症」テーマの映画完成、福岡市で試写会



9月8日そして9日、五島市奈留町離島開発センター、三尾野福祉保健センターでの先行試写会を行いました。(藤原寿和)
◆奈留町離島開発センター(9月8日)
奈留開発センターで開催された初のカネミ油症映画の上映会は、予想の30名を上回る40名のご参加がありました。上映の最初から最後までハラハラドキドキの連続でしたが、最後には会場から笑いと拍手がありましたので、安堵しました!ご参加いただいた皆様には感謝申し上げます!


◆三尾野福祉保健センター(9月9日)
参加者は本日は37名で、カネミ油症被害者の会の五島市の会の関係者や元五島市の副市長をはじめ、五島市国保健康政策課の現職の方々も参加をしてくださいました。


★NHK福岡 NEWS WEB (9月10日)NEW!
食品公害「カネミ油症」テーマの映画完成
福岡市で試写会
★東京新聞に上映会記事(9月8日)NEW!
★東京民報に上映会記事(9月8日)NEW!
9/8、東京新聞に上映会が報じられました。

毎日新聞9月8日記事。

9/8、東京民報に上映会が報じられました。

~いよいよ上映開始~
8月13日に「母と子の絆~カネミ油症の真実」が
完成してから3週間。
いよいよ全国上映が始まります。
最初は、カネミ油症被害者が多い、長崎県五島市
から。今日は福岡へ向かい、夜中のフェリーで五島市奈留島に入ります。
長年被害に苦しみ、悩んできた方々が、どのように見ていただけるのか?
期待と不安が溢れています。
なぜ今、56年前に起きたカネミ油症事件を取り
上げたのか?何を伝え、訴えたいのか?
まず、ご覧いただきたいと思います。
映画監督 稲塚秀孝
◆キャッチ・フレーズ
カネミ油症被害者を見捨てた国、その罪を問う
◆カネミ油症事件とは
カネミ油症事件とは、1968年(昭和43年)に西日本一帯で起きた食中毒事件で、
カネミ倉庫(福岡県北九州市小倉)製造の「カネミライスオイル」(米ぬか油)が
原因だった。
カネミ油症事件が公になったのは、1968年10月10日の朝日新聞(西部本社版)
に、「正体不明の奇病」「からだの中に吹出物」「米ぬか油が原因?」との文字が
躍った。きっかけは、10月4日に福岡県大牟田保健所に、市民がカネミ倉庫製
らライスオイルを持ち込み、食中毒ではないかと訴えたのです。
5年後、原因物質はダイオキシン類PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)と明らかに
なったのです。
◆なぜ今カネミ油症事件なのか?
カネミ油症事件から56年経過し、国民の多くは“もう終わった事件”と認識している
かもしれません。しかし今に至るも何も解決していないのです。
1.カネミ油による「食中毒事件」にも関わらず、食中毒と扱われていません。
国(厚生労働省)は、それ以前に起きた”水俣病事件”に倣い、国と自治体が保健所を通して
被害者と向き合うべき食中毒 事件とせず、責任処理を一民間企業「カネミ倉庫」に丸投げ
したのです。
2. 国(厚生労働省)は、九州大学油症治療班には、”診断基準”なるものを作成させ、被害者を
”認定””未認定“に分断したのです。
3.本来ダイオキシン類のカネミ油を食べた人々とその男女から生まれたお子さんに被害の
症状があれば、全員被害者として適切な治療を受け、補償されるべきなのです。しかし
今は”認定基準“なるもの で、阻んでいるのです。
4.「へその緒検査」を実施しています。
母親からへその緒を通じて、お子さん(胎児)に、ダイオキシン類の毒性物質が移行する
ことは今で 医師、研究者によっています。
しかし、国と九州大学は頑なに、認めようとも、研究推進しようともしていません。真実が
明らかになることを恐れているのです。
そこでこの映画では、カネミ油を食べて10年以内に3人のお子さんを産んだ
長崎県のカネミ油症被害者のへその緒を民間施設で検査しています。
結果が判明次第、広く皆さんに情報公開いたします。
「食の安心、安全」は、日本国民すべて共通の願いです。この映画をご覧いただいて、二度と
「カネミ油症事件」の悲劇を起こさないように考えてみませんか?
「母と子の絆~カネミ油症の真実」監督 稲塚秀孝
★プレリリース pdf版