記録映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」の製作委員会の活動は、2020年から始まりました。
1968年(昭和43年)に発生した「カネミ油症事件」は、カネミ倉庫(福岡県小倉)が製造・
販売した食用米ぬか油に混入した、PCB(ポり塩化ビフェニール)によって引き起こされた、
日本最大の食中毒事件です。
PCBの加熱により、ダイオキシン類(PCDF)が生成され、皮膚疾患、内臓疾患、強い倦怠感
など、さまざまな症状が身体に生じました。
さらに母の体から生まれてくる子供に、体内に残留したPCDFが受け継がれ、次世代への障害の
連鎖が起きています。
なぜ「カネミ油症事件」が起きたのか、原因の究明、患者・家族の証言をはじめとして、「カネ
ミ油症事件」の歴史的検証を行う映画製作が進行しています。
全国の映画公開は、2024年秋を目指しています。
代表者:稲塚秀孝
副代表(事務局長):藤原寿和
団体所在地:〒182-0026 東京都調布市小島町3-3-31-102
「母と子の絆~カネミ油症の真実」製作委員会
メールアドレス:inazuka@takionjapan.onamae.jp